2020-06-02
小学校へ進級する際に、通常学級、通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校など、多くの選択肢の中から就学先を決めることは保護者にとっては大きな悩みのひとつであることが少なくありません。
特に障害を抱えるお子様の保護者の方にとっては、お子様の進路を決めることはとても大切なことです。より多くの情報を集めながら、総合的に判断されるのではないかと思います。
通常学級、通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校、様々な就学先がある中で、しっかりとそれぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、お子様の状況や本人の希望に合わせて決めていくことがとても大切です。
今回は就学先の一つでもある特別支援学級について説明を致します。
特別支援学級とは小学校、中学校、高等学校に、教育上特別な支援を必要とする子供達のために置かれた学級のことをいいます。
知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害、自閉症・情緒障害の7種類の障害種別ごとに編成され、教育上特別な支援が必要な児童・生徒のためのクラスです。最大でも1クラス8名までの少人数制です。学習指導に関しては、通常学級の指導要領とは異なり、児童一人ひとりの能力を総合的に判断をして、その子に沿ったスピードで課題を進めていくとことがで可能です。学年が変わる際に特別支援学級に移る方もいらっしゃいますが、すべての学校に特別支援学級が設置されているわけではなく、地域によっては学区を超えて通学を余儀なくされる児童生徒もいるのが現状です。
最終的な就学先の決定については、お住まいの地域で行われている就学相談等を経て、保護者の方の意見とご本人の意思を尊重しながら決定されます。お子さんにとって、通いやすい環境であり、良き居場所になるところを就学先として選ぶことが、大切ではないかと思います。
ご相談・お問い合わせは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室までご連絡ください。