2021-03-13
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
「発達障がい」とひとくくりに言っても、症状はひとりひとり違うので、適切な療育は全く異なります。
診断名で「自閉症だったらこの療法」と考えるのではなく、その子をみて、最適な療育を行う。
このことは、保護者の方にも理解してておいていただきたいです。
世の中に溢れる、◯◯療法や、◯◯アプローチといった情報を見て、子どもにその療法を熱心に試みる保護者の方がいらっしゃいます。
しかし、「この療法がいい」という判断が先にあって、それを子どもにあてはめることは望ましくありません。
先に子どもがいて、「その子に何が必要か」という視点で療法を選ばないと、かえって状況を悪化させることにつながります。
療育の目標設定にあたっては、運動能力や知的能力の向上より、どうしたら家族との暮らしがスムーズになるか、周囲との関係がよくなり、穏やかな生活ができるかといった視点を持って考えることが大切です。
発達障がいの子は、強いストレスの中で生きています。
特性の影響で、ものごとがうまくいかないことで、自分もイヤだし叱られる。
自尊心は傷つき、意欲的になれないのも仕方ありません。
これでは自分らしさや、「こう生きたい」といった願望は生まれません。
まずは生活がスムーズになるようにするのが、はじめの一歩です。
まずは気軽にお問い合わせください。
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