2021-04-24
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
発達障がいのある子は、「ちょっと遊んできて」「きちんと片づけなさい」と言われたとき、混乱してしまいます。
なぜなら、「ちょっと」が何分なのか、「きちんと」とはどのくらいなのか、それらが分からないからです。
大人にとっては、そんなことは常識的に分かるだろう、と思うかもしれませんが、発達障がいのある子にとっては難題なのです。
「ちょっと」が1分なのか、5分なのか、10分なのか、ハッキリしないと安心して遊べないのです。
そしてそのことで不安が大きくなり、精神的に不安定になってしまうのです。
他にも、「もうすぐ」「だいたい」といったあいまいな表現に対する理解が、発達障がいのある子を悩ませてしまうのです。
たとえば、「お風呂のお湯を見てきて」と頼んだら、一般的にはお風呂のお湯がどのくらい溜まったかを確認してくる意味だと捉えることができます。
でも発達障がいのある子は、本当にお風呂のお湯を見ただけで帰ってきてしまうのです。
日常で使っている比喩表現や、慣用句も通じないことがあるので、ひとつひとつどういう意味で使っているのかといったことをひとつひとつ教えてあげる必要があります。
いつでも気軽にお問い合わせください。
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