2021-04-28
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
発達障がいのある子のなかには、驚異的な能力を持っている子がいます。
就学前の年齢で、誰にも教わってないのに、自分で本をめくりながら、膨大な数の感じや図形などを短時間で覚えてしまうケースもあります。
たとえば、漢和辞典を1ページ目から順に目を通し、掲載されているすべての漢字を、画数の多い難しい漢字も含めて、すべて正確に書けるようになってしまったりするのです。
また、50年後の◯月◯日が何曜日か、100年前の△月△日が何曜日かを瞬時に言い当てたりする子どももいます。
カレンダーはある規則性をもって数字が並んでいるので、その法則性に基づいて計算する方法を「カレンダー計算」と言います。
発達障がいのある子は、このカレンダー計算の方法を教わらなくても、カレンダーをめくって見ているうちに、その規則性に気づき、猛烈なスピードで暗算することができるのです。
このほか、複雑な図形を一瞬見ただけで覚えられて、ピースの多い難解なジグソーパズルをあっという間に仕上げられる子どももいます。
なかには、音楽や美術の才能を発揮する子どももいます。
しかし、不思議なことに、並外れた能力を持った子も、知能テストを受けると成績が芳しくない場合が多いのです。
世の中には、まだまだ分かっていないことがたくさんあるということですね。
多角的な視点をもって、子どもと接するのがよいでしょう。
いつでも気軽にお問い合わせください。
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