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  • 2021-05-16

    サポートの手の減らし方

    こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。

    生活動作の練習の最終目標は、子どもが大人の手を借りずに自分で全部できるようになることです。

    つまり「自立」することが目的です。

    はじめは、親がサポートするステップの方が多く、子どもが自分でできる部分は限られているしょう。

    徐々に、その比重を少しずつ変えていき、子どもが自分でやるステップを増やし、親がサポートするステップを減らしていきます。

    子どもの体の発達度やスキルレベルを踏まえ、子どもにとって簡単なステップから取り組ませ、次第に難しいステップや範囲を広げていくようにしましょう。

    例えば、入浴時の体の洗い方の場合、背中は届きにくいので洗いにくいですし、頭髪は後ろの方まで手を回して、全体を丁寧に洗うことが難しいと言えます。

    そういった部分は親が手伝い、それ以外の部分を自分でやらせるようにします。

    子どもが特有の感覚過敏を持っている場合、生活動作の習得がスムーズにいかないケースもあります。

    例えば、シャワーの水に当たると痛いと感じる子どもに、シャワーによる入浴方法は向きません。

    このように感覚過敏があるケースでは、子どもに痛みや不快な思いをさせないよう、通常とは異なる方法で取り組む必要があります。

    痛みや辛さを経験すると、子供はその動作に取り組む意欲まで失ってしまうため、注意を払うことが求められます。 

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