こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。

発達障がいがある子どもの中には、「負け」や「失敗」が受け入れられない子どもがいます。

勝つことや100点を取ることに強いこだわりがあり、思い通りの結果が得られないとカンシャクを起こして当たり散らしたりします。

これは、頑張って勉強したのに成果が得られなかったことへの悔しさや、競争心の強さからくるものではなく、単に「勝ち」や「100点」は良いことで、「負け」や「減点」は悪いことという、一面的な思い込みがあることが原因になってるようです。

なぜそうした思い込みが生まれてしまうのか分かりませんが、「悪いことをしてはならない」という強いこだわりがあり、自分が負けたり減点されたり失敗したりする可能性が予測できないことから、想定外の結果が受け入れられないものだと考えられます。

こうした思い込みを一朝一夕に修正させることは困難ですが、日々の様々な場面で「結果の捉え方」や「勝敗への向き合い方」について指導しましょう・

これは発達障がいのある子どもだけでなく、全ての子どもに理解させておく必要があります。

たとえば競技やゲームには勝敗がつきもので、勝つこともあれば負けることもあるということ、負けた人はゲームに負けたのであって人間的に劣っているではないということなどを、日常的に説明するようにします 。

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