2021-06-04
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
まずは言葉と動作のプロンプトで子どもを誘導しながら、配膳を手伝わせましょう。
食べることは満足感に直結しているため、お手伝いのモチベーションも上がりやすいのです。
「この子にお手伝いなんて無理」とか「自分でやったほうが早い」と決めつけず、やらせてみてください。
最初は手がかかりますが、以下の言葉かけの例を参考にしながら、ぜひお手伝いの習世をつけていきましょう。
「ごはん食べるよ〜。お手伝いして」と声をかけ、子どもを台所に誘激します。次にフォークを指さし、子どもが注目していることを確認してから「これは?フォーク、フォーク」「はい、フォークどうぞ」と言い、子どもにフォークを渡します(指さしへの反応が悪い子どもの場合は、親がフォークを手に取り、見せながら声をかける)。
次に「運んで」と言い、子どもの背後から背中を軽く押してテーブルに移動。背後からテーブルをそっとたたき、手をそえてプロンプトしながら、「テーブル、置いて」「テーブル」と言い、フォークを置かせます。子どもがテーブルにフォークを置いたら「ありがとう」「次は、ごはん運ぶよ」と言い、いっしょに台所に移動。先ほどと同様にプロンプトしながら、茶碗によそったごはんを運ばせ、テーブルに置かせます。
食卓の準備をすべて整えて着席したら、「ごはん食べるときのあいさつは?」と尋ねます。
少し間をおき、手を合わせながら「いただきます」とプロンプトし、子どもに動作をまねさせます。
言葉が出ている子どもには、手を合わせながら「いただきます」と言わせましょう。
こんなふうに、親が会話と動作をプロンプトしながらうまく誘導していけば、子どもはお手伝いすると喜んでもらえるということを経験できて、大きな自信につながります。
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