2021-05-05
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
「〇〇しちゃダメ!」と、子どもに否定的な言葉ばかりかけていませんか? 肯定的な言い方にかえれば、受けとめる印象も違ってきます。
❌注意や命令ばかりしていませんか?
「ダメ! 〇〇しないで!」「もう、早くしてよ!」
「違うでしょ。何度言ったらわかるの」⋯⋯気がつけば子どもに向かって、注意や命令、あるいは行動を否定するような言葉ばかりかけていませんか?
こうした言葉をかけるときは、どうしても強い口調になりがちです。
一方、毎日のようにそんな言葉を聞かされる子どものほうは、「また怒ってる」とうんざりしたり、親の口調に脅えたりして、話の内容を理解しようとする気力がそがれてしまいます。
ところが同じことを伝える場合でも、言い方ひとつで子どもが受けとめる印象はずいぶん変わります。
言い方ひとつで子どもが前向きに
できるだけ青定的な言葉かけをすること。言い換えれば、「『〇〇しちゃダメー」「〇〇しないで」といった否定的な言葉をなるべく使わないということです。以下にその言い換え例を示しました。
「走っちゃダメ!」
→「歩こうね」
「コップ落とさないで!」→「コップしっかり持ってね」
「片づけないとテレビ見せないよー」→「片づけ終わってからテレビ見ようね」
とはいえ、子どもといっしょにいれば、思わず「ダメ!」と言いたくなる場面もありますね。
たとえば何でも口に入れたがる子どもが石を口にくわえそうになったら、次のような対応をしてみてください。
まず子どもの行動を手で制します。
そのあと笑顔で「石、ちょうだい」、石を受け取ったら「ありがとう」と言います。
これなら否定的な言葉を使わず、しかも最後の「ありがとう」で、子どもをいい気持ちにさせて終わることができます。
ところが頭から叱ってしまうと、子どもは自分の失敗を引きずって落ち込むか、逆に強い反発心を抱いてしまいます。
もちろん、危険な行動など、してはいけないことを叱って教えるのは大切なことです。
ただし、いつも感情的に怒るのはやめましょう。
日頃は肯定的な言葉かけを心がけたほうが、ここぞというときの厳しい言葉にも効き目があります。
子育てのこと気になる方は茨木市放課後等デイサービスかしのき教室に
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