2021-11-11
かしのき教室は「長所伸展型」と謳っており、得意を伸ばすことを意識した療育を行っています。
今回はお子様の「長所」や「得意」とはどういったものかについて、ネットニュースのとある家庭のお子様の話を参考に考えてみたいと思います。
Yahooニュースより要約・引用
『小5の男の子で得意科目は「家庭科」
自分で遠足のお弁当などは作っているとのこと。きっかけは母の昔の失敗。母は料理実習での失敗から、料理というものに苦手意識を持った。お子さんや旦那さんに作る中で払しょくしたが、ふと「楽しめばよかったんだ」と気づき、お子様に料理の楽しさを知って欲しいと3年生くらいから料理の手伝いをさせた。その結果小5ではチーズインハンバーグと担任の顔のキャラ弁まで作れるようになったのだとか。結果、ご子息の得意科目は「家庭科」となったとのこと
この文章の最後はこう締めくくられている。
「台所に立つ息子の後ろ姿を見ながら、改めて彼の「料理が得意」という言葉を思い出す。そもそも、「得意」って、どういうことなのだろう。高度な技術で上手にきれいに料理を作れるのが「料理が得意」というのだろうか。いや…。キラキラした表情で、嬉しそうに弁当を作る息子の姿を見ていると、ただ、シンプルに料理を作るのが好きだということで、十分なのではないかと思えてくる。」』
いかがだったでしょうか。「好きこそものの上手なれ」ということわざもある通り最初の一歩は「たのしい」「好き」という気持ちではないでしょうか、、、。かしのき教室ではお子様が得意、楽しい、好きと思っているものから学びのきっかけを作り、その気持ちを活かして学ぶ中で苦手なものにもトライしてもらいやすい環境を作ることを大切にしています。保護者の皆様と一緒にお子様のきらきら笑顔でたのしそうに様々なことに取り組む環境を作っていきたいと思っております。