2021-04-03
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
できないことを無理にやらせても、子どもは失敗を重ねて落ち込むばかり。
親が上手に手助けすることで、学習効果が上がります。
プロントなしで失敗を重ねた場合
子どもが苦手なことや、なかなか達成できない課題に対しては、親が手助けすることも必要です。
ABAではこうした手助けのことをプロンプトと呼んでいます。
効果的にプロンプトを行うと、スムーズに課題を達成することができます。
ダンスがまったくでできなかった子が、先生が背後から息子の手をとって動作をプロンプトしてくださったおかげで、ほかの子といっしょに踊れるようになりました。
動作をプロンプトする場合は、背後から行うのが基本です。
またプロンプトする前に、やり方のお手本を見せることも大切です。
動作の補助だけでなく、指さし行為や言葉によるフォローもプロンプトの一種です。
たとえばまだ物の名前がうまく理解できない子どもに、おやつの時間を利用して「リンゴ、ちょうだい」と声をかけます。
このときテーブルの上にはリンゴとバナナが置かれています。
発達障害の子どもには、プロンプトを活用して失敗を少なくする学習(エラーレス・ラーニング)を心がけ、学習意欲を低下させないことが大切です。
プロンプトの結果、正解できたら、ほめることも忘れずに。ただし、プロンプトはあくまでも補助行為です。
頼りすぎないよう気をつけてください。
徐々にプロンプトを外すことを心がけ、最終的にはプロンプトがなくても正解できるようにしていきましょう。
親子ともプロンプトに依存しきっていて、ほとんど無意識のうちに、ささやくことが習慣化していたのです。
言葉によるプロンプトは特に、子どもが一人で考える機会をブロックしてしまうので要注意です。
子育てのこと気になる方は茨木市放課後等デイサービスかしのき教室に
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