2021-05-08
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
夕方、そろそろ遊びを切り上げ、子どもに食事をさせなければというとき、こんな言葉かけをすることはありませんか?
「いつまでも遊んでないで、片づけて!手を洗って、ごはん食べるよ」
このケースでは、指示の内容が複数なので、何をしたらいいかわからない子どもも多いのです。
では、どうすればいいのでしょう。
この場合、まず子どものとるべき最初の行動を指示します。
つまり、遊びをやめさせたいわけですから、たとえば「ごはんだから、10数えたらで遊びをおしまいにするよ」と、カウント10の方法を利用した言葉をかけましょう。
指示の内容が簡潔で具体的なので、子どもも自分のすべきことが理解しやすくなります。
子どもが遊びをやめたら、次は左の漫画の例にならって具体的な指示を出して片づけさせ、さらに「じゃあ、手を洗うよ」と新しい指示を出すようにすれば、子どもは次の行動にスムーズに移ることができます。
忙しいときなど、親は複数のことを一度に指示しがちですが、大人だって目の前にやらなければならないことがたくさんあると、何から手をつけていいのか混乱することがありますね。
子どもの立場で考えれば、なおさらむずかしいことがわかるでしょう。
子どもの行動に合わせてひとつずつ順番に、できるだけ具体的なやり方を示していくこと。
これがわかりやすい指示の出し方のポイントです。
子育てのこと気になる方は茨木市放課後等デイサービスかしのき教室に
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