2021-05-12
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
発達障がいのある子どもは、場所と目的を結びつけて捉えます。
ダイニングやキッチンは食事をする空間、寝室は寝るための空間、というように場所と目的が決まっていれば、子どもはそこで目的に従った過ごし方をし、安心することができます。
しかし子ども部屋のように、勉強するスペースでありながら、時によっては遊び場にもなり、夜は寝室にもなるというような多目的な空間は、発達障がいがある子どもにとっては居心地が悪いといえます。
色々な使われ方をする空間や、何をしても良い空間は、かえってそこで何をしたらよいか分かりにくく、子どもを混乱させ不安にしてしまうのです。
子どもが家庭で安心して過ごすためには、家の中を可能な範囲で構造化することが求められます。
たとえば、子供部屋にはべットを置かず、寝室に移して日中活動する空間と夜間過ごすスペースを別々にすることは有効と言えます。
このほか、子ども部屋の中を勉強するスペース、本を読むスペース、着替えをするスペースなどに区切ることも効果的です。
またパニックを起こしやすい子どものためには、家の中のどこかにクールダウンできる場所も確保しておくことが求められます。
狭くてもよいので、暗くて人の出入りがないひとりになれる、静かな空間を用意しましょう。
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