2021-05-21
こんにちは、茨木市の放課後等デイサービスかしのき教室です。
人の表情や気持ちを理解したり、場の空気を読んだりすることが苦手な発達障がいの子どもには、表情を読む練習や、状況に応じた振る舞い方のトレーニングを行う必要があります。
表情を読むことができない子どもには、人の顔のイラストや写真などを見せて、まゆの上がり具合や口角の向きなどを参考にパターン化して、喜怒哀楽を理解させる方法もあります。
また状況の理解が苦手な子どもには、登場人物と簡単なストーリーを2から3コマ程度のマンガ仕立てにし、それぞれの登場人物がどんな気持ちになったのかを想像させる練習方法が効果的です。
とはいえ発達障がいのある子どもは、一つの題材で練習して理解ができても、別の場面になると一から考え直さなければならないことがよくあります。
練習がすぐに実生活で活かされるというわけにはいかないかもしれませんが、多様な場面をひとつひとつ再現しながら地道にトレーニングしていくことが大切です。
子どもが、やり方が分からない、どこに行けばいいのか分からない、痛みや辛さがある、といった困っているとき、子どもから自発的に困っていることを訴えられればよいのですが、発達障がいのあるとそれができない場合があります。
分からないことを人に聞いたり、助けを求めたりすることは恥ずかしいことではなく、むしろそうした方が良いことを理解させる必要があります。
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