2021-10-05
子育ての最終的なゴールとして、しばしば設定されることとして「自立した人間になること」という言葉があります。では、「自立」とはいったいどのようなことを指すのでしょうか?
●自己完結型(自立→孤立に進む可能性) =「自分のことは、自分でする。 他人に迷惑をかけない」
◎相互実現型自立(助け上手 助けられ上手) 受援力(震災復興)・依存力(河合隼雄) =「自分でできることは、自分でする。 ただし、自分一人でできないことは、 人の助けを受けても、 かけがえのない自分の人生を生き抜く」
「自立」については大まかにこの二つに分類されることが多いようです。現在は自己完結型の自立よりも相互実現型の自立の方が一般的な認識になってきています。簡単にまとめるなら「自分で頑張れる力」と「他人に助けを求められる力」をバランスよく身につけて行ってもらうことが大切だということでしょうか。
かしのき教室では、このバランスを意識して「できるかできないか」という難易度のハードルを設定して子どもたちに取り組んでもらう療育をしばしば行います。時に厳しいようにも見えるでしょうが、大切なお子様の成長をサポートするために、今後も子どもたちと真剣に向き合い、無理のない範囲でチャレンジしてもらうよう取り組んでいきたいと思います。
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