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  • 2021-10-18

    第7回講演会を終えて

    10月16日にかしのき教室の代表である谷口藍の主催で行っている講演会「福祉と教育」の第7回「未来の福祉が生まれる場所」を開催致しました。今回登壇されたのは全盲の世界を超明るくポジティブに生きる女性「浅井順子氏」とパラクライミング世界大会銀メダリスト「大内秀之氏」

    障害の種類や程度、有無でさえ関係ない、と感じる二人の講演は最高の物となりました。

    今回はそんなお二人の話から印象に残った言葉をいくつかご紹介いたします。

    • 「夢は職業じゃない。夢はもっとキラキラしている(大内秀之氏)」

    子どもたちに夢を聞くと決まって「公務員」「youtuber」など職業の名前が出てくる。しかし、大内氏はこのことに対して「仕事は夢をかなえるツールで通過点。その先にあるもっと明るく楽しいものが夢」と語る。

    • 「僕は大人じゃない。元子ども(大内秀之氏)」

    子どもたちと関わるときに大内氏は必ず「一緒に遊ぼう」「一緒に●●しよう」と誘うのだという。その理由は、子どもであっても同じ人であり、同じ目線に立って関わる方が自分も楽なのだとか。「僕は大人じゃないです。元子どもだと思っています」とても素直な素晴らしい視点だと感じました。

    • 「子育ては甘やかしたらあかん(浅井順子氏)」

    一見厳しいこの言葉を浅井氏は明るく言い放つ。彼女は自分の母を振り返り、その経験からこのように語った。「うちの母は全盲になった私に何もしなかった。自分でやらせてくれたから、困ったときに助けを求められたこともあった」とのこと。きっと母は、見守ることを選んでくれた、それはとても勇気のいる決断だったと思う。と語る彼女の言葉はとても暖かく感じられるものでした。

    • 「生まれたときから全盲の方は普通が解らない(浅井順子氏)

    全盲の方同士で社交ダンスをしていた時の出来事。パートナーの方は生まれたときから全盲であった方であり、その方がふとした時に「苛立った」と言っていたという。理由を聞くと「普通って言っているけど僕にはその普通が解らない」と言っていたという。これは、当事者の方にしかわからない、でもとても大切な感覚だと思いました。

    他にもたくさんの素晴らしい言葉が語られた講演会でした。何より、お二人の懐の広さと、世の中をポジティブに明るく歩まれている姿がとてもまぶしく、会場で聞いていた全員が笑顔と感動に包まれた素晴らしいものであったと思います。

    詳しく知りたい方は、YOUTUBEにて講演会の様子をアップする予定となっておりますので、そちらをご覧ください。後日URLを本ホームページに掲載いたしますのでご期待ください。

    かしのき教室はこの講演会での学びをしっかりと心にとめたスタッフで構成されております。

    そんなスタッフに大切なお子様の育ちを一緒に見させていただけると幸いです。

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説明会女の子
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  • 対象:発達障がい児(含・疑い)のいる親御様
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